地区の概況

新小岩駅南口地区では、JR総武本線新小岩駅周辺における、「広域複合拠点」に相応しい市街地の形成を目指し、市街地再開発事業の実現に向けて平成31年4月の準備組合設立以降活動を進めて参りました。 そして、令和3年8月の都市計画決定、令和4年11月の新小岩駅南口地区市街地再開発組合の設立を経て、令和6年3月に東京都より権利変換計画の認可をいただきました。
今後とも新小岩駅南口地区の魅力と賑わいを形成するまちづくりができるよう、より一層の努力を重ね事業を推進して参ります。

地区の整備課題とまちづくり手法

地区の整備課題

交通 駅前広場と末広通りの交差点にずれが生じているとともに、駅前広場内の歩行空間が不足しております。
環境・景観 地区内には緑が少なく、また、老朽化した小規模なビルが建ち並び、街並みとしての統一感がありません。
土地利用 土地の細分化がされており、一部の個所では、低未利用の状態となっております。
防災 接道条件上、個別建替えが困難な場所があり、また、オープンスペースが不足していることから、防災・安全面で充分ではない状況です。

当地区にふさわしいまちづくりの手法

新小岩駅南口の交通環境及び防災性向上の実現に貢献し、駅前の活気と魅力あるまちづくりを実現させるために、「市街地再開発事業」を活用し、駅前広場の拡張再整備を含む、公共施設と魅力ある施設建築物を一体的に整備していきます。 また、事業の効率性等を考慮して、A街区(46番街区)・B街区(48番街区)・駅前広場の段階的な整備を行います。

事業の目的と整備方針